001_冬(髪部分)

髪の毛の部分を塗っていきます。使用したのは上記の色です。

001_冬(肌)

プリントアウトした線画に着色していきます。今回は使用画材はコピック、紙はマルマンのスケッチパッドA4サイズを使用していきます。紙によって色のノリが違うため、色々な紙を試すといいと思います。私はわりと何度も重ねるため、吸い込みがいい紙を好んで使っています。

001_冬(線画)

 
clip studio paint pro でラフを開き、それを元に線画を制作いたしました。レイヤーは後々調整がしやすいように、人物は目や髪、飾りなど多めにわけて描画、背景はバランスを見つつ書きこんでいくため、適度に結合しつつ制作いたしました。アナログ彩飾、デジタル彩飾でもここらへんはあまり変わりません。

線画はsaiを使用する場合もありますが、今回のようにきっちりした図形が多いものはsaiの苦手分野なので(円ツールなどがないため)、ある程度使い分けています。コピーなども適度に使いつつ、密度を全体的に気にしながら進めていきました。花などはある程度写真を参考に描写しています。

最後にラフの色味を参考に少し線画の色味を変え、彩飾用の紙にカラーで印刷して線画の作業は終了です。

(作業時間→約4時間)

001_冬(ラフ)

【A4サイズ / 350px / コピック彩色予定 / テーマ：冬のイラスト】

今回は四季をテーマにしたイラストを制作していきます(…ということは、あと3つ描く予定です)
SAIで上記サイズで新規データを作成し、ガリガリとラフを描いていきます。

ラフは鉛筆で描く場合もありますが、今回のイメージとしてはアルフォンス・ミュシャ（アールヌーボー）のようなデザインっぽい感じにしたいと思ったので、中心をとりやすいように、PC上で作業をしました。周囲に花を描きこむ予定なので、冬に咲く花をネットで調べてメモしておきます（これがないと時間がたつにつれ、ここ何描く予定だったっけ・・・と無駄に時間をくってしまいます(>_<)

個人で制作するイラストは雰囲気だけつかめればよいので、イメージをつかみやすいようにサクッと色を乗せておきます。色イメージとしては、冬＝寒いので暗めの色×白（雪のイメージ）×紫やピンクなどの少し外れた暖色（引き締め）とメインとなる色はある程度しぼっておきます。私の場合ラフの時点で凝りすぎてしまうと線画を引くときに単調な作業になりがちなので、背景などはあまりこの時点では意識していません。肉まんが恋しくなったところでラフの過程は終了です。

(所要時間：約30分)